自立した老いとは 恩師の書簡より      その5

平成14年(‘02年)830
(加藤さんが原田さんに送った便せんから)

   私はもう90歳。明日はありません。

 今日一日のいのちです。だから
  今日一日を大切にしよう
   むだにしては もったいない

  どんな悩みも苦しみも
   今日一日なら辛抱できる
 
  
人も動物も草や木も
   明日はもう会えないと思えば
      
限りなく愛おしい

  明日は無いのだから
    金や物に執着しても仕方ない
 
 夕べになったら
    あゝ一日生きられたと
      感謝して眠りにつこう

             盛夫

 

(加藤さんの葉書から)